屋根塗装の作業の流れ
住宅や建物の屋根塗装は、風雨に晒されたり紫外線を浴びたりして劣化が進むのが早いです。万が一雨漏れでもすると、内装や場合によっては構造体にまで影響を及ぼす事があるので、屋根塗装の塗り替えをするようにしましょう。
この屋根塗装の作業の流れですが、まず現地調査をして現状の劣化状態を調査します。屋根素材の劣化が余りにもひどい場合は、高圧水洗浄をするとポロボロ欠け落ちる場合があるので、このような状態なら屋根葺き替えをしなくてはなりません。少々のひび割れ等は事前にコーキング処理で防水処理をして、高圧で水洗浄を行います。高圧水洗浄で汚れやホコリそして藻や苔等を除去しますが、残っているようならヘラ状の道具で取り除きます。水洗浄して綺麗になったら、再度チェックして欠けや割れ部分の補修を行います。次に塗料を屋根材と密着させるシーラーと言う材料を塗って馴染むようにします。塗装材料によって塗料の使用量や塗り回数が異なってきますが、通常は仕上塗装まで3回塗る場合が多いようです。下塗りに入る前に、軒先などの塗りにくい所を手作業で刷毛を使用して丁寧に塗っておきます。その後に全体の下塗りを行いますが、ローラー塗りで作業したり吹き付けで作業したり、材料の種類や現場状況によって異なってくるのです。中塗りも下塗りと同じ様な流れで進めます。最後に上塗りを行って屋根材に着色をして、屋根塗装の完了となります。屋根塗装の着工前に使用材料のカタログをもらうと、材料の使用量や塗り回数そして工法などが書いてあるので分りやすいでしょう。