見落としがちな「追加費用」と「養生費」とは
外壁リフォームは１０年に一度の割合で行うのが良いと言われていますが、外壁の塗装と言うのは外壁に塗料の膜でもある塗膜を形成する事が目的であり、見栄えを綺麗にするだけではありません。
そのため、塗膜をきちんと作れるような外壁塗装を行える塗装業者を選ぶ必要が有るのです。
因みに、塗料にはシンナーや水を利用して薄めて使うものがあります。
シンナーや水の薄める割合のことを希釈率と呼びますが、希釈率を高くすることで少ない塗料で多くの外壁を塗ることが出来るのですが、あまり薄めすぎてしまうと、塗膜を作り出すことが出来なくなります。
悪徳と呼ばれる業者の中には、多くのシンナーや水を混ぜて、塗料を節約して塗装を行う業者もいると言われており注意が必要です。
また、外壁リフォームは塗装前に行う下地調整が重要で、下地をきちんと作り上げてから下塗り塗料を使って塗装をしないと、下塗り塗料は接着剤の役割を持つ事からも、塗料がきちんと外壁に引っ付かなくなり、外壁リフォームの目的を達成できなくしてしまいます。
また、外壁リフォームには追加費用が発生しますが、これは足場費用や養生費用、高圧洗浄、外壁に付随する部分の塗装などであり、養生費用と言うのは、足場を組み上げた後の足場の外側に張る養生シートであり、養生シートを張ることで、作業中の水や塗料などが近隣住宅に飛び散るのを防止する事が出来ます。
外壁に付随する部分の塗装なども追加費用として発生しますので、何処を塗装するのかなどをきちんと打ち合わせをしておくことが大切です。